
失敗しない!WEB面接ツールを使ってより良い採用を行うためのポイント7つ
デジタル時代の到来、コロナウイルスの拡大もあり、WEB面接ツールを使って選考を行う企業が増えています。そんな中で、
「ツールを導入してみたけどなんだかうまくいかない」
「ツールの音声がズレたりするせいでグダグタしちゃってやりにくい」
このような悩みを抱いている人事の方も多いのではないでしょうか。今回は、WEB面接ツールを使ってより良い採用を行うためのポイントをお伝えします!
目次[非表示]
- 0.1.WEB面接ツールを利用する際の求職者の4つの不安
- 0.1.1.1、ツールの使い方がわからず不安
- 0.1.2.2、場所や服装をどうしていいかわからず不安
- 0.1.3.3、自分の実際の魅力が伝わらないのではと不安
- 0.1.4.4、企業側の実際の雰囲気を感じることができないのではと不安
- 0.2.WEB面接ツールを使ってより良い採用を行うためのポイント7つ
- 0.2.1.1、WEB面接だと明確に伝える
- 0.2.2.2、WEB面接のやり方、手順を説明する
- 0.2.3.3、ネット環境を整える
- 0.2.4.4、早めにスタンバイ
- 0.2.5.5、リラックスさせる
- 0.2.6.6、自社コンテンツを充実させる
- 0.2.7.7、可能なら一度は会う機会を作る
- 0.3.おすすめの無料WEB面接ツール
- 0.3.1.GoogleMeet(グーグルミート)
- 0.3.2.Zoom(ズーム)
- 0.3.3.Whereby (ウェアバイ) /旧名称:appear.in(アピアイン)
- 0.4.機能が充実!有料のWEB面接ツール
- 0.4.1.playse.web面接
- 1.WEB面接ツールを使ってより良い採用をしましょう
WEB面接ツールを利用する際の求職者の4つの不安
まずは求職者の抱える不安を知りましょう。求職者にとってWEB面接は未経験の場合が多く、大なり小なり不安を感じています。事前に不安を解消してあげることで本来の本人の力が出せるし、企業に対する印象も良くなります。
1、ツールの使い方がわからず不安
社会人であれば、WEB商談やWEB会議などの経験があるためなんとなくわかるかもしれませんが、求職者にとっては全くの未知。学生の場合はほぼツールを使い慣れていません。ツールを使うためにアカウント作成しなきゃいけないの?ツールはスマホでも使えるの?ツールでうまく接続できるかな…などといった不安を抱えています。
2、場所や服装をどうしていいかわからず不安
企業に足を運ぶ場合であれば、求職者が選考時に迷わないようリクルートスーツやオフィスカジュアル、私服など会社から指定することが多いと思います。WEB面接の場合も、スーツの方がいいのだろうか?と悩む求職者が少なくありません。また、「自分の部屋でWEB面接なんて、失礼じゃないだろうか」と考える求職者もいるため、この迷いを解消してあげましょう。
3、自分の実際の魅力が伝わらないのではと不安
WEB面接だと自分の人となりや雰囲気、魅力が伝わらず落とされてしまうのではないかという不安です。特に人と対面で会うことでエネルギーが出るような人だと、よりこの不安が大きいかもしれません。
4、企業側の実際の雰囲気を感じることができないのではと不安
求職者にとっては選考も検討材料の一つです。WEB面接の場合、基本的に一人の採用担当者の顔しか見ることができません。実際の会社の雰囲気がつかめず、本当に自分はこの会社にマッチしているのか判断できずモヤモヤさせてしまう可能性があります。
WEB面接ツールを使ってより良い採用を行うためのポイント7つ
では、これらの不安を払拭してより良い採用を行うためには、どんなポイントを意識すればいいのかを紹介します。
1、WEB面接だと明確に伝える
まず、選考前にツールを使ったWEB面接だと明確に伝えておきましょう。
明確に伝えないと、求職者が間違って来社してしまうことがあります。求職者も移動コストがかかるだけでなく、採用担当者側も準備が整っておらず、グダグダになってしまう可能性があります。
また、ツールを使ったWEB面接だと求人にも記載しておきましょう。心の準備ができるとともに、応募増加にもつながります。
2、WEB面接のやり方、手順を説明する
ツールを使ったWEB面接のやり方を事前にきちんと説明しましょう。
ツールの接続方法やリンクを記載した案内メールを事前に送ると効果的です。また、この案内メールと共に「場所や服装はなんでもOK」などと明記し、不安にならないでくださいねといった一言をかけてあげるとなお親切です。
3、ネット環境を整える
どちらかのネット環境が良くなければ、ツールの画面が荒くなったり音声がズレたり、聞こえなかったりして、まともな面接ができない可能性があります。
場合によってはツールで全く話せないということにもなりかねないので、企業側が安定したネット環境を使うのはもちろん、求職者側にも安定したネット環境で臨んでもらうよう依頼しましょう。
4、早めにスタンバイ
もともとWEB面接に対して不慣れな求職者が多い中、時間になっても採用担当者が現れないとなると、より不安にさせてしまいます。そしてそれがそのまま会社への印象にも繋がります。
求職者を暖かく迎えるためにも、5分前には準備を整え、求職者よりも前にスタンバイしておきましょう。
5、リラックスさせる
先述したように、求職者はさまざまな不安を抱えています。特に自分の魅力が伝わらないのではという不安は選考を受ける上では特に大きく、緊張して本来の自分を出せなくなってしまいます。
実際は、WEB面接でもその人の魅力は伝わるものです。最初に「WEB面接は初めてですか?」と聞いてみたり、「リラックスしてくださいね」という声かけ、アイスブレイクとして雑談を挟むなどの工夫をし、本来の求職者らしく臨める空気感を用意しましょう。
6、自社コンテンツを充実させる
これはツールを使ったWEB面接の場面というより前提の話ですが、WEB面接だからこそ自社コンテンツの充実はより重要です。
先ほども述べた通り、WEB面接の場合、会社に足を運ぶわけではないので、実際の企業の雰囲気を感じることができません。
採用のミスマッチをなくす為にも、判断材料となる自社コンテンツを増やしましょう。例えば、採用ページの充実はもちろん、採用ピッチ資料や動画、SNSの発信などあらゆる手法があります。
7、可能なら一度は会う機会を作る
ツールを使ったWEB面接でもほぼ相手の人となりや空気感は知ることはできます。
しかし、WEB面接に比べて対面の方が、実際の雰囲気や振る舞いなど情報量が多いのも事実です。イメージと実際の雰囲気がズレている可能性もゼロではないので、最終意思決定は実際に会ってからがおすすめです。
採用担当者や企業の考えにもよりますが、WEB上で採用活動を完結させるのか、序盤の選考のみWEBで行うかなど、自社に合った方針を定めましょう。
おすすめの無料WEB面接ツール
よくWEB面接で使用されている無料ツールをご紹介します!求職者に合わせてWEB面談ツールを使い分けてあげると親切です。
GoogleMeet(グーグルミート)
Google社が開発したビデオ通信サービスです。
GoogleMeetは無料で利用でき、必要なものはGoogleアカウントのみです。
【使用方法】
- meet.google.comにアクセスします
※iOSまたはAndroidでアプリを開くか、Googleカレンダーからミーティングを開始します - 「新しいミーティングを開始」をクリックするか、ミーティングコードを入力します。
- 使用するGoogleアカウントを選択します。
- 「ミーティングに参加する」をクリックします。
※他の人を会議に追加することもできます。
とシンプルな操作で顔合わせできます。
Zoom(ズーム)
Zoomはコロナ以降注目され始めたWEB面接ツールの1つです。
サービスを提供するZoom Video Communications, Inc.は、NASDAQに上場しており、アメリカ合衆国のカリフォルニア州サンノゼに本社を置いています。Zoomは基本料金は無料、企業向けの有料プランもありますがWEB面談で利用するならば無料プランで十分です。
【使用方法】
- Zoomアプリを開きます。Zoomアプリをまだダウンロードしていない場合は、Google Playストアなどからダウンロードできます。
- 会議ID番号と表示名を入力します。
- 音声および/またはビデオを接続するかどうかを選択し、「会議に参加する」をタップします。
公式HP:https://zoom.us/
Whereby (ウェアバイ) /旧名称:appear.in(アピアイン)
WherebyはVideonor社が提供するビデオコミュニケーションサービスです。
無料から利用でき、ミーティングに招待された側のアカウント登録は不要。WEB面接をおこなうためのURLを発行してそこからビデオチャットを始める形式です。Wherebyにも有料プランがありますが無料プランで十分です。
【使用方法】
- まずWherebyで部屋を作るには、自分のアカウントが必要です。
- アカウントを作成した後は、Whereby Dashboardから直接部屋を作成することができます。
- ウェブアドレスをコピーしてメールやメッセージに貼り付けたり、部屋の中にあるコピーリンクボタンを使って他者にコピーして招待状を送れます。
- ミーティングの時間になったら、参加者はその部屋のリンクをクリックして、ビデオチャットが開始となります。
公式HP:https://whereby.com/
機能が充実!有料のWEB面接ツール
前述した無料のツールはあくまでも「面接にも使えるツール」であり、WEB面接に特化したものでは無いため機能の面で物足りなさを感じる方もいます。予算に余裕がある方は有料のWEB面接ツールを利用してみるのも良いでしょう。
playse.web面接
【費用・料金】
※税別価格
※利用料(従量課金)は基本料の内容を超えた月のみ発生
<スターター>
- 基本料:14,800円/月+利用料(従量課金):9,800円~/月
- ユーザー(管理者、担当者) 1人
- 応募者100人まで
- 面接時間100時間まで
※初期費用 0円
<ベーシック>
- 基本料:19,800円/月+利用料(従量課金):9,800円~/月
- ユーザー(管理者、担当者) 無制限
- 応募者200人まで
- 面接時間(*)200時間まで
※初期費用 50,000円
ベージックプランよりも上位のプランとしてエンタープライズプランがありますが料金などは問い合わせが必要です。
【特徴】
- Web面接をしながら画面上で応募者の情報を把握できる
- Web面接をしながら応募者の評価をつけられる
- 応募者の評価は管理画面からいつでもチェック可能
- 求職者には面接前にヒアリングシートの記入を依頼できる
- 会社説明会のページ作成が可能
- 会社全体の採用ステータスや応募者のアクティビティ、面接スケジュールを把握できる。
WEB面接ツールを使ってより良い採用をしましょう
いかがだったでしょうか。
WEB面接ツールの導入は、様々な応募者に対応できるため応募が増やせたり、コストの削減ができます。
これらのメリットを享受しながらより良い採用を行うためにも、是非今回紹介した求職者の不安を理解し、7つのポイントを意識してみてください。
記事内で紹介した自社コンテンツやその他採用に関することならなんでもお気軽に相談してくださいね。一緒に採用を成功させましょう!