
Wantedlyの記事の書き方のコツと効果的な運用9つのポイント
「Wantedlyってどうなの?」
「よく使い方がわからないんだよね。。」
「良いって聞いたんだけど効果が出ない。。」
というお問合せが増えてきたので、Wantedlyの記事の書き方のコツと効果的な運用についてまとめてみました。
Wantedly(ウォンテッドリー)とは?
Wantedlyは月間200万人以上のユーザー、3万社以上の企業が活用している ミッションや価値観への共感でマッチングする 新しい採用プラットフォームです。名刺管理ツールのWantedly peopleを使っていてご存知の方も多いかもしれませんね。 Wantedlyの一番の特徴は共感マッチングです。 なぜ、どんな事業を、どのようなメンバーで作っているのか? どんな募集をするのか?これからどうしていきたいのか? といった会社のメッセージを発信することで、それに共感する候補者が集まってくれます。この共感マッチングが採用担当の方を悩ませていることが多いんじゃないでしょうか。
Wantedlyの記事の書き方3つのコツ
「共感マッチングはわかったから早く書き方のコツ教えてよ~」 という方に、結論からお伝えすると、 Wantedlyの担当者向けヘルプに書いてある通りに記事を書き運用すればOK です。
▼Wantedly adminヘルプページ https://wantedly.zendesk.com/hc/ja 実は、ヘルプページの中に虎の巻があるので、それを読んでそのとおりやれば結果が出ちゃいます。ここではその中から、Wantedlyの記事の書き方の3つのコツをご紹介します。
Wantedlyの書き方のコツ1:ガイドラインを理解する
いわゆる性別・年齢・国籍といった労働法に沿った表記が必要になるのはもちろん、Wantedlyでは一般的な求人メディアのように給料や待遇を掲載することができません。 まずは、一般的な求人メディアと異なるWantedlyのコンテンツ・クオリティ・ガイドラインを確認しましょう。
▼Wantedlyクオリティ・ガイドライン https://www.wantedly.com/about/guideline
Wantedlyの書き方のコツ2:理念・ビジョンを言語化する
ガイドラインを理解したら、共感マッチングの一番のポイントとなる会社ページの作成です。
Whyーなぜやるのか? Howーどうやっているのか? Whatーなにをやっているのか?
フォーマットに合わせた紹介文を書くために、会社の理念やビジョンを明確にしましょう。創業者の方がいらっしゃる場合には、その方から話を聞くのが最も確実ですね。難しい場合は、何人かの社員から話を聞いて1つにまとめていくと上手くいきやすいです。
3つのテーマで各2000文字までたっぷり書くことができますので、中々進まない場合には、Wantedlyが推奨している
過去ー現在ー未来 という時間軸に沿って、設立からの経緯、現在の事業内容、将来に向けたビジョンを順に書いていくと読みやすい記事ができます。 どうしても書くのが苦手な方は、プロのカメラマンやライターさんにお願いしちゃっても良いかもしれません。
Wantedlyの書き方のコツ3:ストーリーの形式で伝える
Wantedlyのページは、会社情報だけで6000文字以上、募集の詳細も2000文字と非常に情報量が多いです。さらにフィードと呼ばれるブログメニューを通じて情報を追加できます。 これだけの文字数の文章をダラダラ書いても全く読んでもらえません。 そこで、Wantedlyではストーリー形式で会社の魅力を伝える事が効果的です。プロジェクトXや情熱大陸などをイメージするとわかりやすいかもしれませんね。
会社創業の経緯 新商品の開発秘話 社員の転職ストーリー オフィスのこだわり
など、魅力的なストーリーを探してみましょう。
Wantedlyの効果的な運用3つのポイント
Wantedlyで魅力的な記事をストーリーでUPすると、エントリーが入り始めます。しかし、確実に自社に合う人を採用するためには運用をする必要があります。 「運用って言われても、、一体何をすれば良いの?」 と思われたでしょうが、ここでは最低限これだけやっておけばOKというWantedly運用3つのポイントをご紹介します。
Wantedlyの運用のポイント1:募集原稿を定期的にUP
Wantedlyでは募集記事を掲載してからしばらく経つと、SNSのタイムラインと同じように段々と見られなくなっていきます。そのため、2週間に1回程度のペースで定期的に募集原稿をUPすることが推奨されています。 毎回作り直すのは大変に感じるかもしれませんが、タイトルとカバー写真だけ変えればOKです。また、Wantedlyは募集職種の掲載数に制限がありませんので、将来採用を考えているポジションは中途・新卒・フリーランス問わず全てUPしておくことで、ページを見てもらえる確率が上がります。
Wantedlyの運用のポイント2:社員に応援してもらう
Wantedlyでは応援という機能があります。自社の社員にWantedlyのアカウントを作ってもらい、募集をシェアしてもらうことができます。facebookのアカウントがあれば連携することができるのでそんなに手間は掛かりません。 応援してもらうと社員の知り合いの方の画面に会社のページが表示されやすくなるため、ページビューやエントリーが上がりやすくなるのと合わせてリファラル採用の促進にも繋がります。
Wantedlyの運用のポイント3:柔軟な候補者対応
Wantedlyは、すぐに転職を考えている顕在的な求職者だけではなく、潜在的な転職者にも多く見られています。そんな方には「書類を持って面接」という従来通りの対応ではない柔軟な対応が求められます。 例えば、
・応募書類なし。私服でカジュアル面談 ・一緒にランチをしながら会社の説明 ・まずはパソコンで気軽にビデオ面談
など、応募のハードルを下げて一人でも多くの候補者との繋がりを作るのがポイントです。現在在職中ですぐに入社には繋がらない人でもタレントプールして定期的に連絡を取り、将来的な採用につなげていく事ができます。
Wantedlyの効果UPー3つの応用編
ここまでご紹介した方法でWantedlyの記事を書いて運用すれば、充分採用できる状態にはなっていると思いますが、 「もっともっと効果を出したい!」 という方は、これからご紹介する3つの応用編もご検討されてみてください。
Wantedly応用編1:スカウトの活用
Wantedlyでは、プランによって2種類のスカウト機能があります。
◆ブックマークスカウト 会社ページをお気に入り登録(ブックマーク)した候補者に対してスカウトメッセージが送れる機能 ◆ダイレクトスカウト Wantedlyに登録した候補者から検索条件に合う方にスカウトメッセージが送れる機能
スカウトメッセージを送る際にも、Wantedlyの記事の書き方のコツで確認したのと同じようにまず話をする機会を作ることを意識した文章が返信を貰いやすい傾向があります。スカウトを含めた運用をお考えであれば、スタンダードプラン以上でのお申込みが必要です。
▼Wantedlyの料金
Wantedly応用編2:facebook広告の活用
Wantedlyの募集ページやフィードページをfacebook広告で有料配信することで、より多くの方に観てもらうことができます。facebook広告は比較的ターゲットとなる候補者の絞り込みがしやすいため最も効果が上げやすいのですが、今後はfacebook広告以外のWEB・SNS広告でも同じような効果が出てくる可能性もあります。
Wantedly応用編3:meet upの実施
meet upとはWantedlyのフィード機能の一つで、「選考を目的とせず、会社や特定のものに興味がある人が集まるイベント」でエンジニア向けなど職種に特化したものや、業界に特化した様々なmeet upが実施されています。meet upで知り合った方といずれ一緒にビジネスを行ったり、仕事する機会もあるかもしれませんね。
Wantedlyの書き方のコツと効果的な運用:まとめ
Wantedly書き方のコツ
ガイドラインを理解する 理念・ビジョンを言語化する ストーリーの形式で伝える
Wantedly効果的な運用のポイント
募集原稿を定期的にUP 社員に応援してもらう 柔軟な候補者対応
Wantedly効果UPのための応用編
スカウトの活用 facebook広告の活用 meet upの実施
Wantedlyは費用対効果の高い採用マーケティングツールとしてインターン、新卒、中途、アルバイト、フリーランスに至るまで様々な職種、業界で活用されています。 潜在求職者へのアプローチ 採用広報 採用ブランディング リファラル採用 タレントプール など様々な活用方法があるWantedlyをこの記事で紹介したポイントを踏まえて是非今日から活用してみてください。 ▼採用に関するお問い合わせはこちらからお願いします!