
これだけおさえれば大丈夫!採用サイト制作時に比較すべきポイント
採用サイトの制作会社、料金と納期だけで決めていませんか?
採用サイト作成時、会社の上層部と付き合いのある制作会社に費用とスケジュールの希望だけ伝えて依頼しているという方、多いのではないでしょうか?
しかし、その内容に本当に満足できていますか?
たしかに事前に料金と納期を伝え、その範囲で制作してもらうのは重要事項。
一方で時代とともに採用サイトの重要度は高まる一方。
心機一転、本当に魅力的な採用サイトを制作するには付き合いだけに頼って中身を妥協するわけにはいきません。
とはいえ、実際にどんなポイントに注目して制作会社を比較・選定よいかはけっこう難しいですよね。
そこで、今回は採用サイトの制作会社を選ぶ際にここさえ比較しておけば間違いないというポイントをご紹介します!
着目すべきは、伝えたいことをどれだけ表現できるか!
そもそも採用サイトの重要度が高いのは、求職者が企業理解を深めるための情報を求めて見に来るから。
値段やスケジュールは、本来その情報をどのように表現するかを加味してから決まるもの。だから、前提として企業理解を深めてもらうために伝えるべきことをどれだけ表現するかが最重要です。
伝えたいことをうまく表現した採用サイト制作をするために
では、伝えたいことをうまく表現するには、どんな準備が必要なのでしょうか?
依頼する前に決めておき、制作会社に伝えるべきポイントを説明します。
採用サイト制作の目的を見直そう!
まずは、採用サイト制作のそもそもの目的を見直します。
具体的には以下の点を明確にしておくとよいでしょう。
・現状のサイトの何に課題を感じているのか
・解消しなければならない採用課題は何なのか
・採用サイトを通してどんな印象を持ってもらいたいのか
採用課題が母集団形成なのかミスマッチなのかなど、細かな違いによっても採用サイトの見せ方は変える必要があるため、目的はしっかりと考えておきましょう。
制作時のゆずれないポイントを絞ろう!
制作目的が定まったら、「これは絶対採用サイトに組み込みたい」というゆずれないポイントをピックアップします。
例えば、現状のサイトでこの部分は反応が良いから新しいサイトにも入れておきたい、スタッフの顔はできるだけ多く出したい、こういうデザインを取り入れたい、など、内容面のこだわりポイントを持っておくと、それを軸に希望をかなえてくれる制作会社を比較しやすくなります。
ゆずれないポイントに応じて、採用サイト制作会社を3つの面から比較
制作目的とゆずれないポイントが絞れたら、いよいよ制作会社選び。
ここで比較すべき点は大きくわけて以下の3つがあります。
①制作フロー
②ページ内容
③費用・納期
つまり、制作会社を比較する際は、①制作フローを踏まえた上で②どれだけ充実したページ内容を③どれだけの予算と期間をかけて制作できるかを比較するのがとても重要です。
制作フローとページ内容の具体的な比較の仕方は以下をご覧ください。
制作フローは、どこまでやってもらえるかを比較
まずは制作フロー。制作会社によって、また予算によっても制作上どこまでやってもらえるかは異なります。発注から完成するまでにどのようなフローをふんで、どこまでできるのかを比較しましょう。
コンテンツの方向性を考えてもらえるのか
採用サイトの目的とこだわりポイントを踏まえて、制作会社が採用ページのテーマやコンセプトといった方向性を考えたうえで各ページのコンテンツに落とし込んでくれるのかどうかは重要なポイントです。
コンテンツの方向性がはっきりしていないと掴み所のない採用サイトになってしまいます。そのため、ここを自社内で企画し制作会社に伝えた上で、きちんとそれを汲み取って制作してくれるかどうか、もしくはこの部分を得意とする制作会社と一緒に決めていくのか、などにより大きな差がつきます。
取材・撮影は依頼できるのか
社員紹介や代表メッセージをはじめ実際に社員インタビューが必要な場合、制作会社にお願いできるのかどうかも確認ポイントです。
原稿は別途用意する必要があるとさらに費用がかかったり、やむを得ず社内でインタビューから編集までしたはいいものの、内容が薄い、、という事態にもなりかねます。
また、写真をホームページ用に撮影してもらえるのか、今ある写真を使うのかによってもサイトのイメージに影響がでるため、しっかりと確認しておきましょう。
更新しやすい作りにできるのか
採用サイトには当然ながら求人情報が載ります。
そのため、求人情報を変更したい際に社内で簡単に更新できる仕様にできるかどうかも地味に大事なポイントです。
場合によっては更新の度に追加費用がかかってしまうこともあります。このような運用面でも融通が利くかどうかを確かめておきましょう。
ページ内容は、制作目的に応じて制作会社の得意分野を比較
次に、ページ内容面です。
ひとえにWEB制作ができる会社といえど、デザインが得意な会社、採用に詳しい会社など、得意分野はそれぞれです。
得意分野を把握した上で、依頼する採用サイトの目的をもっとも体現してくれるのはどこか判断するのがおすすめです。
応募数を増やすなら、マーケティング面が重要
例えば、応募数を増やしたいという目的がある場合、応募にいたるまでの工夫、つまりマーケティングが必要となります。
そのため、依頼する制作会社がマーケティングに長けた会社であるかどうかが重要です。なお、採用面でのマーケティングに強い会社だとさらに良いです。
依頼する会社の集客サイト、また採用サイトの制作事例にも着目してみてください。
ミスマッチをなくすには、ブランディングからしっかりと
ミスマッチが課題の場合は、企業が発信する情報と求職者が受け取る印象の乖離をなくすために、本当に欲しい人材に響く内容を発信する必要があります。
そのためには、会社の魅力の中でもアピールすべきポイントを整理し、それを伝えるための工夫を施すブランディングに近い要素が必要です。
ここは前項の「コンテンツの方向性を考えてもらえるのか」と同じく、どこまで制作の意図を汲み取って設計してもらえるか、話し合いの中でのすり合わせが必要です。
アピールポイントを効果的に見せるには、デザインで勝負
ある程度伝えたい事柄や印象の整理ができている場合は、それを視覚的にわかりやすくするためのデザイン面に工夫を凝らすとよりよいサイトができます。
しかし、上記のようなマーケティングやブランディングの知見とデザインの知見とではまた別物。依頼したい会社がどれだけのデザインをできるのか、自社のイメージにあったデザインができるのかなど、事例も比較して判断してみてください。
アピールポイント別のページ内容事例はこちら
以上を踏まえて、実際に伝えるべきポイントがどのようにサイトのコンテンツやデザインに反映されているのか、こちらから事例も確認してみてください。
重要ポイントを定めて、制作会社を比較しよう
比較すべきポイントは明確になりましたか?
本当に重要視すべき点を整理した上で制作会社を選び採用サイト制作をすると、「費用と期間の融通に負けてまた内容妥協しちゃったよ〜」という事態はなくなるはずです。
また、同じ予算内でも、それ以外の面で制作会社を比較してみるとより充実した内容の制作会社が完成できます。
今回の内容を踏まえて採用サイト制作会社をしっかりと見極め、もっとも納得のいくかたちで企業の想いをかたちにしてみてくださいね。