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情報量5000倍!?採用動画制作の費用・流れ・事例まとめ

最近、動画で採用情報を発信している企業が多くなってきましたね。しかし、採用動画の具体的な必要性や効果的な内容をまだよく知らない方も多いのではないでしょうか?

今回は採用動画のメリット・デメリットや実際に制作する際の費用と流れ、参考にしたい採用動画の事例など、採用動画制作のために知っておきたい情報を徹底解説します。

なぜ採用動画が必要なのか

採用動画の需要は、学生目線で主に4つあります。

就活生の仕事探しの変化

従来の求人手法では採用が難しいこのご時世。

その理由のひとつが、求職者の動向の変化です。

現代では、求職者は求人サイトなどで求人原稿を確認したあと、興味をもった企業の理解を深めるため、インターネット上でさらに企業の情報を収集します。そこで活躍するのが企業の採用ページやSNS、そして採用動画。ここで求職者は求人原稿だけでは得られない情報を探索するのです。また、求人原稿を見ていなくてもSNSで企業の求人情報を知って興味を持つというパターンも増えています。

学生は文字では伝わりにくい「社風」を知りたがっている



株式会社ディスコキャリタスリサーチのキャリタス就活2020学生モニター調査によると、現在就活生が企業研究を行う際に知りたい情報の中で、仕事内容に次ぐ第2位は「社風」。

ただ、社風ってなかなか伝えづらいですよね。

例えば、いくら「明るくてアットホームな環境」などと文字で書かれていても、どれくらいアットホームなのか、自分にとって居心地の良い環境なのかどうかはイメージしにくいもの。しかし、動画で実際に社内の様子を覗ければ、自分がそこで働くイメージがよりリアルに沸きやすくなります。

動画では文字の5000倍の情報が吸収できる

動画の大きな特徴は、文字、音声、映像の3つの情報を同時に組み込めること。

視聴者が動画を通して1度に受け取る情報は文字の5000倍と言われています。

そのため、動画があると従来の求人手法より豊富な情報を得られるのです。

全体の70%の就活生が「採用動画はあった方がいい」と答えている

株式会社プロークスによるスマートフォンの利用動向と採用動画に関する調査によると、調査対象の就活生のうち7割は「動画があった方がいい」、さらに6割が「採用動画で志望度が上がった」と回答。

このように、採用動画の効果は数値にもでています。

この結果を受け、採用動画の必要性はぐんと高まっていると言えるでしょう。

採用動画は課題別に作る

以上のように採用動画は現在の採用シーンにかかせないものとなっています。

動画を活用してさらに採用ターゲットにアプローチするには、企業ごとの採用課題に合わせて採用動画の内容を考えると効果的です。

ここでは、採用課題別の基本的な動画のパターンを3つ紹介します。

説明会動画:認知度を上げ、応募の母集団形成

企業が就活生に認知されていなくて、応募がなかなかこないという企業には、企業説明会をそのまま動画に納める「説明会動画」が効果的。

求人サイトやスカウトメールにリンクを貼ると、オフラインの説明会会場では出会えなかった学生にも企業を認知してもらえる可能性があります。

動画だと気軽に「のぞいてみようかな」という気持ちを促すことができ、動画をきっかけに企業理解を深めてもらえると期待できます。

社内イベント・ミーティング動画:自社の魅力を伝える

現状、自社の魅力がいまいち就活生に伝わっていないという企業は、社内イベントやミーティングの様子など、魅力が感じられるシーンをそのまま撮影した動画を観たもらうのがおすすめ。

言葉にしにくい、滲み出る魅力こそが伝えるべき本物の魅力です。

動画を通してリアルに感じ取ってもらいましょう!

インタビュー動画:ミスマッチをなくす

応募はあるけど、本当に欲しい人にはなかなか出会えずミスマッチが多いという企業には、社員のインタビュー動画が有効です。

実際にどんな人が働いているのか、どんな価値観に囲まれて働くのかを見せると、就活生にとって自分が活躍できる環境かどうかを判断できるポイントになり、応募に至る前にミスマッチを防げます。

採用動画を制作するメリット

上記の工夫ができるだけでなく、これらの工夫を通じて採用動画が企業の採用活動にもたらすメリットを3つ紹介します。

全国各地の就活生に会社を知ってもらえる

「説明会動画」のパートでも触れたように、動画を公開するとオフラインの説明会では出会えなかった就活生に出会えます。

とくにSNSやYouTubeには拡散力があるため、全国各地の就活生に知らず知らずのうちに観られ、興味を持ってもらえるようになると期待できます。

企業理解の深まった、志望度の高いファンが応募してくれる

動画を通して企業の魅力を深く理解して応募にいたる就活生は、もはや企業の「ファン」。採用ターゲットに届けたい内容を動画で発信することで、採用ターゲットがファンになって応募してくれると必然的に採用角度は高くなります。本当に欲しい人材を採用するための近道になりますね。

採用動画のデメリット

学生にとっても企業にとっても採用動画の需要が高い中、採用動画を制作する上で前もって理解しておくべき点があります。

企業側・学生側の2つの視点からデメリットを見てみましょう。

企業側:動画制作会社に依頼すると費用が高い

企業側のデメリットの1つめは、コスト。

クオリティーの高い動画を制作するには、高度な企画・撮影・編集の力が必要です。

社内に専任のスタッフがおらず、制作会社に依頼するパターンが多いと考えられます。

その上でもっともネックとなるのがやはり制作コストではないでしょうか?

動画の内容によって取材の量・動画の長さによって費用が変わるため、余裕をもって予算を準備しておきましょう。

企業側:必ずしも応募が増えるわけではない

企業側のデメリット2つめは、応募数について。

採用動画は応募者とのマッチングを高める効果はありますが、必ずしも応募数が増加するわけではないと認識しておいていただきたいです。

そのため、採用手法を動画に絞るというよりは、求人サイトなどで募集をかけた上で、プラスアルファで認知してもらったり、志望度を高めてもらうという目的で採用動画を制作するのが良い活用方法だと言えます。

学生側:内容を記録しにくい

学生側のデメリットはほとんどないと言えますが、強いていうなら、テキストの情報ではないので情報が手元に残しにくいという点があります。

そのため、動画を流し見ただけで企業のことを理解した「つもり」になってしまう就活生も出てきてしまいます。

就活生のためにも、企業のためにもミスマッチを防げるよう、さらに着目してほしいページを提示したり、イベント情報を動画でも告知するなどの工夫が好ましいです。

採用動画制作の費用の相場

動画制作にかかる費用は、動画の内容だけでなく、動画の長さや取材・撮影の時間・日数によって異なります。

その中でも、内容に大きく違いが生まれる3段階に分けて紹介します。

10万~30万円:数分程度のインタビュー・メッセージ動画

社員1名程度のインタビューや簡単なチームの紹介、メッセージ動画など、数分程度のものが可能です。まず認知しもらうためのものとしては効果的です。

ただ、全面的にテロップを使ったり、アニメーションやCGなどの加工をする場合や、また一日中取材に入る場合は10万~30万円では難しい場合が多いです。

30~70万円:密着取材込みの説明会、社内イベント・ミーティング動画

30万円以上になると、取材班が1日以上取材・撮影に入り、複数人にインタビューをして再生時間10分〜20分程度の説明会動画を制作したり、社内イベントやミーティングに密着した撮影も可能です。簡単なアニメーションを入れられる場合もあります。

ただこちらも、豊富なアニメーションやCGなどを取り入れるのは難しい場合が多いです。

70万円以上:アニメーションやCGデザイン込みの動画

70万円までのものにプラスして、アニメーションやCGなどによる加工をほぼ自由に取り入れられます。

一方で細かなデザインが伴う分、修正などの融通が利きにくい場合があるため、構成・イメージをしっかりと予算に合わせて握っておく必要があります。

採用動画制作までの流れ

採用動画の制作は、短いものでも数日で制作できるとは限りません。あらかじめ企画開始から納品までの流れと、平均かかる期間を把握しておく必要があります。

採用動画制作のフロー

採用動画を制作する際のフローは、大枠

1.採用動画を制作する目的を決める

2.採用動画を観て、採用ターゲットに感じて欲しいイメージを決める

3.採用動画に入れたい内容を整理する

4.入れたい内容をどのような形式で動画にするか決める

5.動画の構成を決める

6.撮影

7.2.で決めたイメージに沿って編集

8.納品、動画を公開・拡散する

という流れに沿って進めます。基本、目的が定まった段階で動画制作会社に依頼し、一緒にイメージを固めていくパターンが多いです。

採用動画制作にかかる期間

上記の2~8までにかかる期間は、1~2ヶ月前後。

数分程度のインタビュー・メッセージ動画の場合は1ヶ月程度、密着取材込みの説明会、社内イベント・ミーティング動画の場合は2ヶ月程度です。

また、動画の長さやテロップ、アニメーションなどの加工の量によっても制作期間が変わってきます。

採用動画が失敗しないためのポイント

コストと時間をかけて制作した動画が無駄にならないように、制作時に取り入れるべきポイントを紹介します。

事前に制作の目的・イメージを固めておく

はじめに、「採用動画は課題別に作る」の章を参考に、どんな人が観て、どういう効果を生むために採用動画を作るのかを決定します。その上で動画を観た人に、企業に対してどんな印象をもって欲しいかも握っておきましょう。それらが定まっていないと、何度も方向転換して完成に時間がかかってしまったり、観る人に何が伝えたいのかわからない、つかみどころのない動画が出来上がってしまいます。

一貫性を保つため、動画制作に関わる全員に目的・イメージを共有しておく

上記で定めたポイントをブラさない動画にするために、動画制作に関わる全員が同じ目的・イメージを認識しておく必要があります。社内の担当者、依頼する制作会社はもちろん、社内でインタビューをうけるスタッフにも動画の趣旨を理解してもらった上で撮影に参加してもらうと、一貫性のある動画が制作できます。

さまざまなタイプの社員に出演してもらい、どんな人が活躍しているかを見せる

採用動画は、オフラインの説明会がなくて会えなくてもどんな社員が活躍しているかを伝える絶好の機会です。部署が違ったり、タイプが違ったり、できるだけ色んなタイプの社員に出演してもらうと観た人にとっても自分がここで活躍したいかどうかのイメージが一気にわかります。

できるだけ多くオフィス内の様子を映し、社内の雰囲気を伝える

社員と同じく、静止画や文字では伝わりにくいオフィスの雰囲気も動画なら伝えられます。せっかくの映像なので、できるだけたくさんの場所や働いている様子を写して、就活生に働くイメージを沸かせてあげましょう。

参考にしたい採用動画5選

では、世の中にはどんな採用動画が存在するのか。

企業の魅力がリアルに伝わる採用動画を5つ厳選しました。

おだし全開「インビジョン株式会社」会社説明動画

https://www.youtube.com/watch?v=OW_Vv1IVTTw&t=50s

人間臭さ=「おダシ」を大切にするインビジョン。各チームからたくさんの社員が参加した説明会動画を公開しています。メンバー各々の「おダシ」が全開で、「何をやっている会社なのか」はもちろん、社内の雰囲気がまるっと伝わる動画です。

社員のファッションへの想いを描いた「株式会社アーバンリサーチ」

https://www.youtube.com/watch?v=4D2mGJQvCiM

採用コンセプトの「COLORS」にスポットを当て、社員のファッションに対する想いを描いたコンセプトムービー社員それぞれのファッションそのものもスタイリッシュに見せていて、惹きつけられる動画です。

絶対に本音で話さざるを得ない説明会「株式会社博報堂」

https://www.youtube.com/watch?v=rnafwBHJ9IM

実際にオフラインで開催された「絶対に本音で話さざるを得ない説明会」の様子を予告編のようにまとめたプロモーション動画。本音を伝えるというテーマ自体が学生をひきつけるのに加え、説明会の形式も大胆で、思わず行ってみたい!と思ってしまいます。

リアルな座談会に引き込まれる「株式会社コロプラ」

https://www.youtube.com/watch?v=Xl6XkmHLhz8

「仕事を、遊ぼう」をコンセプトに、クリエイターたちがそれぞれ制作に対する価値観を語るメッセージ動画。座談会での会話がかなりリアルで、ただ遊ぶでも、ただ働くでもない本気の思いが伝わります。

さまざまなテーマの動画で会社紹介「株式会社Plan・Do・See」

https://www.youtube.com/watch?v=b00DzHQxuU4&t=322s

テーマ別に、さまざまな角度から会社説明を繰り広げた動画を複数公開。

社員紹介、オフィスツアー、店舗紹介などの中で、自分の気になる部分から観られます。

さらに1つの動画ごとにテーマが分かれているので、詳細に理解や働くイメージを深められます。

文字では伝えきれない魅力を採用動画で形にしましょう

採用動画を制作するイメージは深まりましたか?

採用動画は、これまで言葉では伝えきれなかった、企業の魅力やイメージを形にするのに最適です。

欲しい人材にファンになってもらえるよう、企画やコストなどの計画を具体的に立てて、リアルに魅力が伝わる採用動画を作りましょう!

採用ハック編集部
採用ハック編集部

「採用できる会社をつくる」をコンセプトに 企業の人事、採用担当に向けて、人材業界の最新情報や求人市場の動向、求人広告掲載のお役立ち情報、採用課題を解決に導くコンテンツなどを発信♪


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