
事例有!良い会社がこぞって社内広報を取り入れている理由
良い会社、モテている会社がこぞって取り入れている社内広報。
社内広報とは何なのか?取り入れるとどんな付加価値が生まれるのか?
事例も交えて解説します。
目次[非表示]
- 0.1.なぜ社内広報がチームビルディングを変えるのか
- 0.1.1.思いが通い、方向性が明確になる
- 0.2.社内広報に注目し始めた会社が増えた理由
- 0.3.社内広報を行う3つのメリット
- 0.3.1.会社の方向性が伝わりやすくなる
- 0.3.2.社内のコミュニケーションが活発になる
- 0.3.3.社員のミスマッチが減り、定着率と生産性が上がる
- 0.4.社内広報を行う2つのデメリット
- 0.4.1.担当者選定の難しさ
- 0.4.2.投資対効果を見出すまで時間がかかる場合がある
- 0.5.社内広報の注意点
- 0.5.1.ベースは、社長と会社の思いを伝えること
- 0.5.2.社外広報になるため、内輪ネタだけにしない
- 0.6.社内広報の種類
- 0.6.1.広報誌などのマガジン系
- 0.6.2.総会などのイベント系
- 0.7.社内広報の事例をご紹介!
- 0.7.1.社員が幸せになることだけを考えた、サイボウズ株式会社
- 0.7.2.「CHO」が在籍する、株式会社スペサン
- 0.7.3.社外広報とのバランスが上手、株式会社あつまる
- 0.7.4.日常をマガジンにして定期発信、株式会社GA technologies
- 0.7.5.船に乗りたい人より漕ぎたい人を集める、インビジョン株式会社
- 0.8.社内広報を一つのきっかけに、長期的な組織づくりを
なぜ社内広報がチームビルディングを変えるのか
思いが通い、方向性が明確になる
社内広報を通じて社長の思いや、会社の方向性を伝えチームが一丸となり、向かうべき方向性をみんなで共有できます。
部活で例えると、全員で全国優勝を目指している状態と言えます。
同じ目標(会社でいうと、ビジョンやミッション)に向かって走ることでチームとしての在り方が変わっていきます。
社内広報に注目し始めた会社が増えた理由
発展する企業、すなわち良い会社では、自発的で生産性が高い社員が多い
なぜ、社内広報が今注目され始めているのでしょうか?
実は、社内広報を通じて変わった沢山の会社から学んでいるのです。
例えば、株式会社サイバーエージェントもその一つです。社長の思いがスタッフ全員に行き届かず、離職率30%の時代がありました。
しかし、広報戦略を変えると、現在では離職率は8.2%まで改善し、多くの注目を集める生産性の高いチームが形成されています。
世界を代表するGoogleなども大事にしている社内広報は社員の自発性を高め、
結果的に生産性の高い活躍人材の輩出につながります。
社内広報を行う3つのメリット
会社の方向性が伝わりやすくなる
前述した通り、会社の向かう先、ビジョンが浸透しやすくなります。
ビジョン達成に向けた中長期的な目標、それを達成するための自身の役割も明確になりやすくなるので、みんなが同じ方向を向いて走れるようになります。
社内のコミュニケーションが活発になる
社内広報とは、コミュニケーションの一環です。
誰がどんな活躍をしているのか、違う部署にはどんな人がいるのかがわかると、
会社全体に会話が生まれます。そうして他部署との交流が盛んになり、
また新たなビジネスチャンスが生まれるのです。
社員のミスマッチが減り、定着率と生産性が上がる
社内広報によって、社風が社外にも伝わりやすくなります。
それは採用にもつながり雰囲気の良い風土が形成されれば、自ずと居心地もよくなり定着率は上がります。
しかも全員が同じ方向を向いて取り組んでいるので、仕事にもやりがいを感じやすくなり生産性も上がっていきます。
社内広報を行う2つのデメリット
担当者選定の難しさ
非常に大事ではあるものの、社内広報だけを担当するスタッフを常駐させるのは厳しいのが現実でしょう。
広報や人事、事業企画が兼任する場合もあります。
業務量が多くなりすぎて中途半端にならないよう、
どこまでやるのかKPIを決めて取り組んでいきましょう。
投資対効果を見出すまで時間がかかる場合がある
社内広報は数年の時間の中での構築が大事ですから、すぐに結果は出ません。
だからこそチームで根気強く取り組んでいきましょう。
5年先、10年先の会社をよくするための活動であると肝に銘じて、なおざりにせず実施していきましょう。
社内広報の注意点
ベースは、社長と会社の思いを伝えること
社内広報のベースは、会社のミッションやビジョンを浸透させることです。
だからこそ、社長の思いが乗っているものが大前提です。
社長がどんな思いで事業を立ち上げ、何を見ているのか、どんな会社にしていきたいかなどをいかに伝えるか?を考えて組み立てていきましょう。
社外広報になるため、内輪ネタだけにしない
社内広報は社外広報の役目も果たします。
内輪だけで盛り上がっているチームには、少し入りづらいですよね。
社外の人についても忘れずに企画しましょう。
社内からも社外から見ても楽しそうな会社だな、と思えてもらえたら、
あなたの社内広報は成功したと言えるのではないでしょうか。
社内広報の種類
広報誌などのマガジン系
社内新聞や広報誌です。広報誌は一般的ですが、発行に手間もかかるのと既読率が測れないので、
より多くの方に見ていただくためにも、WEBでの記事にすることをお勧めします。
紙媒体であれば、称賛すべき人をポスターにして掲示するという方法もありますね。
総会などのイベント系
全社員が一堂に会し、称え合うイベントです。普段会えない人にも会えますし、やはり全員が集まるので距離は一気に縮まります。
やるからにはコンテンツも大事なので、準備は大変ですが毎年でも、
2年に一回でも、繰り返し開催し風土の形成と定着を図っていきましょう。
社内広報の事例をご紹介!
社員が幸せになることだけを考えた、サイボウズ株式会社
最近行った社内広報は「お花見」。時期はちょうど絶賛テレワーク中。
考えた結果、お花見セットを全スタッフの自宅へ送ったそう。オンラインでのお花見です。
バーチャル背景には桜をあしらい、みんなでお花見をされたそうです。
そのほか、新入生歓迎会とともに、2年目の社員に対して毎年卒業式を企画するなど、節目ごとのイベントを企画しています。
「CHO」が在籍する、株式会社スペサン
CHOとは、Chief Hapiness Officerのことで、最高幸福責任者です。
幸せな人を増やしたい!との想いで、ブライダルやサプライズ企画をしている企業です。
季節やイベントごとに組まれる企画は多種多様!企業の入社式のプロデュースなどもされています。
株式会社スペサンのユニークな取り組みはこちらのnoteにまとめられているので、ぜひご覧ください。
(参考:https://note.com/spthanks_cho)
社外広報とのバランスが上手、株式会社あつまる
リクルートページのスタイリッシュさとアツさが一線を画している、株式会社あつまる。
スタッフの方々が楽しく働くためのイベント、採用方法、自己成長機会の創造がちりばめられています。
家族のような関係を大事にするから、お誕生日会は全員分をお祝いします。
この細やかな対応もすごいところですね。
ホームページの100年企業へ向けてのページにその一部がアップされています。ぜひご覧ください。
日常をマガジンにして定期発信、株式会社GA technologies
ホームページから見える「GA MAG.」を社内外向けに発信しています。
社内外のイベントの様子、メンバーの様子などが赤裸々に公開されています。
カルチャーや価値観を文字にして発信しているので、いつも会社の考え方に触れられる機会があるのは良いですね。
(参考:https://www.ga-tech.co.jp/)
船に乗りたい人より漕ぎたい人を集める、インビジョン株式会社
最後にご紹介するのはインビジョン株式会社です。
毎月全社で集まる会議で会社のPL(損益計算書)まで伝えています。
正直で自然体な、ナチュラル経営を行っています。
それはWantedlyのストーリーでも伝わるかと思いますが、経営に当事者意識を持つことで自走できる人材を増やす仕掛けをしています。
(参考:https://www.invision-inc.jp/)
(社内広報事例:https://fledge.jp/company/invision-inc)
社内広報を一つのきっかけに、長期的な組織づくりを
できる社内広報から上手く活用して良い会社、良いチームを作っていきましょう!
大事なのは、社長の想いと会社の方向性、ビジョンや文化を創り浸透させることです。
会社ごとにその会社らしさが一番伝わる方法を取り入れていきましょう。
また、社内広報がゆくゆくは採用広報につながるケースもあります。採用広報も兼ねて広報にも力を入れたい方や、やってみたいけど媒体をどうするか悩んでしまう方はまずフレッジをご覧ください!
こんな風に社内広報や採用広報をしてみたい方は、こちらからお問い合わせください!!
また、インビジョンが手掛けた広報記事をご覧になりたい方は資料ダウンロードをご覧ください!良いヒントになりましたら幸いです!いつでもお気軽にお問い合わせください。
採用広報って何の役に立つの?という方へ:動画でも解説しております!お手すきの際にご覧ください♪