
なぜ社員のモチベーションが低い?!4つの理由と4つの解決方法
「何でみんな、もっとガツガツ働いてくれないんだろうか…」
「なんかみんなしらけて働いてるなぁ…前はもっと活気があったのに…」
「エース社員が抜けてから、どんどん離職が増えてしまった…当時のエース社員みたいな人が欲しい…その前にみんなのモチベーション上げていかないと…」
と、悩んでいる経営者の方いらっしゃいますか?
コミュニケーション手法の多様化、グローバル化、高齢化社会、人口減少・・・これらの社会的な変化も労働市場を大きく揺るがしています。働き方・価値観が多様化し、良い労働条件だけでは従業員のエンゲージメント・モチベーションを保てなくなっています。
いろんな事情はあると思いますが、モチベーションが低い社員の生産性を上げるためにも、長期的な観点で人事制度・人材育成を考えていかなければいけません。今回は”なぜ社員のモチベーションが低い?!4つの理由と4つの解決方法”というタイトルでお話できればと思います!
目次[非表示]
- 0.1.1.仕事に対して前向きな大人は7%しかいない
- 0.1.1.1-1.モチベーションとは?
- 0.1.2.1-2.モチベーションが低いことで起こる問題
- 0.2.2.なぜモチベーションが低い?4つの理由
- 0.2.1.2-1.仕事はお金を稼ぐ手段だと思っている
- 0.2.2.2-2.達成したい・自己実現したい目標がない、もしくは言語化できてない
- 0.2.3.2-3.一生懸命頑張る理由がない
- 0.2.4.2-4.上司やメンバーとのコミュニケーションがうまくいかない
- 0.3.3.社員のモチベーションを上げる4つの方法
- 0.3.1.3-1.評価制度・報酬制度を明確にする
- 0.3.2.3-2.自社のビジョンやミッションを言語化し、見える化する
- 0.3.3.3-3.会社のミッションを社員目標まで落とし込む
- 0.3.4.3-4.ミツカリを活用して、コミュニケーション方法を明確にする
- 0.4.モチベーションの低い社員の生産性を高めるための方法にご興味のある方はHRハッカーの組織診断をやってみましょう!
1.仕事に対して前向きな大人は7%しかいない
ギャラップ社によると、意欲的に仕事に取り組む大人はたった7%しかいないそうです。労働人口が減ってきている中で、仕事のモチベーションが低い=国力に直結する大きな問題になるというわけです。
ここでは、モチベーションとは何なのかをひも解いた上で、モチベーションが低いとどのような影響があるのかを解説していきます!
1-1.モチベーションとは?
”モチベーションとは、人が行動を起こすときの原因、すなわち動機を意味します。組織の中では仕事への意欲を指し、意欲を持ったり引きだすことを動機づけと呼んでいます。”
上記をひも解くと、
モチベーションが高い
→仕事に対しての意欲が高い。前向きである。
モチベーションが低い
→仕事に対しての意欲が低い。後ろ向きである。
ということにつながるわけです。
参照
https://kotobank.jp/word/%E3%83%A2%E3%83%81%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3-179319
1-2.モチベーションが低いことで起こる問題
・離職率が上がる
モチベーションが低い=仕事に対しての意欲が低い・やりがいを見出せていないことにつながり、現職を退職し、転職してしまう可能性があります。
会社の価値観や社風に惹かれ入社した場合、約14ヶ月長く従事する傾向があるというデータが出ています。
・採用コストが発生する
早期退職による損失額は、1人あたり数百万円かかると言われています。
離職が増えると、広告に費用を使用したり、研修に時間がかかったりなど、費用・時間という無駄なコストが必要となってしまいます。
・全体のエンゲージメントが下がる
会社はチームワークがとても重要です。モチベーションが高い社員がいたとしても一人でもモチベーションが低いとチームワークが乱れ、全体のエンゲージメントが下がってしまう可能性があります。
「貢献したい」「会社のために成長したい」「役に立ちたい」というような感情が芽生えると、仕事の生産性が高まり、全体にポジティブな影響が感染していきます。
2.なぜモチベーションが低い?4つの理由
第一章では、モチベーションとは何なのかをひも解いた上で、モチベーションが低いとどのような影響があるのかを解説しました。
第二章では、モチベーションが低い理由を4つに分けて解説していきます。
2-1.仕事はお金を稼ぐ手段だと思っている
生きる上でお金を稼ぐことはとても重要です。仕事の報酬としてお金をいただくというのは当たり前です。
しかし仕事=お金をもらうためのツール、という意識が強すぎてしまい、自分が本当にやりたい仕事や自分に合う仕事は何なのか?を二の次にしてしまい、年収が高くても仕事に対してやりがいを感じられない、モチベーションが上がらない状態が続いてしまう問題が発生する可能性があります。
2-2.達成したい・自己実現したい目標がない、もしくは言語化できてない
達成したい・自己実現したい目標はありますか?言語化できていますか?
マラソンもゴールがあるから、そのゴールに向かってトレーニングをしたり、苦しい状況でも一踏ん張りできるわけで、ゴールがなければ、どこに向かって努力していいのか分かりませんよね?
仕事も一緒です。
仕事において達成したい・自己実現したい目標がなければ、日々努力できませんし、モチベーションが低い状態が続いてしまうというわけです。
2-3.一生懸命頑張る理由がない
2-1、2-2に書いたように、お金のために働いているけど、どれだけ働いても給料が上がらなかったり、目標が定まっていない場合は、一生懸命頑張る理由がないのです。努力しても現状が変わらないなら、努力しませんよね?頑張る理由を自分で定めてそれに向かって行動をしていかないと、ずっとモチベーションが低い状況が続いてしまいます。
2-4.上司やメンバーとのコミュニケーションがうまくいかない
上司やメンバー同士のコミュニケーションは円滑に取れていますか?
在籍したい企業の条件として、
- 良好な人間関係・・・・・・・49.3%
- 休暇がとりやすい・・・・・・33.9%
- 待遇や福利厚生だ手厚い・・・30.0%
というデータがでています。
出典:2019年春入社の新入社員へ緊急アンケート @人事
コミュニケーションを円滑にとるために、まずは自分がどういった人間なのかを認識し、そしてメンバーがどのような人間なのか、どのようなコミュニケーションを取ると円滑にコミュニケーションを取れるのか、考えてみてもいいかもしれません。
3.社員のモチベーションを上げる4つの方法
第三章では、モチベーションが低い社員のモチベーションを上げる4つの方法についてお話ししていこうと思います。
3-1.評価制度・報酬制度を明確にする
2-1で記載した通り、仕事の報酬としてお金をいただくというのは当たり前です。ですが、どれだけ仕事を頑張っていても給料に反映されない、というのはモチベーションの低下につながる大きな要員になりうるのではないでしょうか?
評価制度・報酬制度を明確になっていますか?
もし、不確定要素があるのであれば、評価制度・報酬制度ももう一度見直し、社員の頑張り・結果にひもづいた評価制度・報酬制度を設定しましょう。
3-2.自社のビジョンやミッションを言語化し、見える化する
自社のビジョンやミッションを言語化していますか?それを社員は理解していますか?
もし言語化できていない、社員が理解していないのであれば、社員が何のために今の仕事をしているのか、ブレてしまう可能性があります。
今一度、自社のビジョンやミッションを言語化し、見える化して、社員のモチベーションの低下を防ぎましょう。
3-3.会社のミッションを社員目標まで落とし込む
会社のミッションを社員目標まで落とし込めていますか?
3-2でも記載しましたが、何のためにこの仕事をしているのかを把握できていない状態はモチベーションの低下につながります。
自分の仕事が会社の達成したいミッションに直結している、という状況を作り出し、社員のモチベーションの低下を防ぎましょう。
3-4.ミツカリを活用して、コミュニケーション方法を明確にする
ミツカリをご存知ですか?
ミツカリとは、”求職者・社員ともに「適性検査」を受験して、人と組織のカルチャーフィットをはかり、ミスマッチをなくすツール”です。
ミツカリの受験後は、4つの行動パターンに分類され、その4つの行動パターンで、タイプ、好き・嫌いなアプローチ、コミュニケーションの取り方などを知ることが可能です。
自己理解や他社理解、チームビルディングにも役立ちますので、もしご興味をお持ちいただいた方は、以下のコラムも読んでみてください。
モチベーションの低い社員の生産性を高めるための方法にご興味のある方はHRハッカーの組織診断をやってみましょう!
今回は、”なぜ社員もモチベーションが低い?!4つの理由と4つの解決方法”についてお話いたしました。参考になりましたか?
今回の記事を読んで、モチベーションの低い社員の生産生を高めるための方法にご興味を持った方は、ミツカリをご利用いただくか、HRハッカーの組織診断をご利用ください!
この組織診断で分かることはたくさんあります!!点数で会社の組織力が分かるからです!
- 会社の理念は社内に浸透していますか?
- 会社の戦略は整っていますか?社内にもそれが伝わっていますか?
- 事業計画について社内で話し合っていますか?
- 採用活動の量と質は合っていますか?
- 人材の配置に問題はありませんか?
- 人材を育成する上での問題はありませんか?
- バランスが良いチーム体制ができていますか?
- 明快な評価制度、人事制度ができあがっていますか?
- コンプライアンスを守る労務ができていますか?
といったことが分かります。もしかすると、このどこかに「社員が不満を持っている、感じているポイント」があるかもしれませんよね?
ぜひ経営者、人事、社員の皆様に会社の通信簿をつけると思ってたくさん診断してください!そしてその結果をインビジョンにも教えてください!一緒に解決方法を考えましょう!!