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事例有!企業の採用力向上につながる「ゲーミフィケーション」とは?

近年、「ゲーミフィケーション」という言葉が注目を集めています。
この記事では、ゲーミフィケーションとは何なのかや、導入のポイント・メリットなどを事例を交えてご紹介します。


ゲーミフィケーションとは?


「ゲーム以外の分野」に「ゲーム性」をゲーミフィケーション(Gamification)とは、遊びや競争などの、人を楽しませる・熱中させるゲームの要素や考え方を、ゲーム以外の分野で応用していこうという取り組みをいいます。
ゲームならではの発想や仕組みを取り入れ、ユーザを惹きつけてその行動を活発化させたり、サービスに対する適切な使い方を気づかせたりするために導入されています。

ゲーミフィケーションの由来と注目される理由


ゲーミフィケーションは、日常生活におけるさまざまな場面や要素を「ゲーム化する」という意味をもつ「Gamify」という単語から派生したものだと言われています。
海外を中心に使われ始め、2011年にアメリカの調査会社がデジタル・エコノミーにおけるトレンドを明らかにした「テクノロジーハイプサイクル」に取り上げたのをきっかけに、多くのメディアが注目するようになりました。

日本では、海外の企業で実践されているゲーミフィケーションの影響を受け、自社独自の取り組みを始めるケースが増えています。
例えば新人研修など、仕事のパフォーマンス向上のために社内に導入したり、マーケティングやリードナーチャリングの目的で活用するケースも多いようです。

ゲーミフィケーション導入のポイント

4つのゲーマータイプ


ゲーミフィション導入にあたって、広く使われているのが「バートルテスト」という手法。これはリチャード・バートル氏が提唱しているゲーマータイプ分類の方法で、人は4つのゲーマータイプに分類されるとしています。

1.アチーバー(Achiever)
Achieve、つまり「達成」に満足感を覚えるタイプ。例えば、提示されたクエストをこなしたり、称号を集めるたりすることに満足します。
2.エクスプローラー(Explorer)
Explore、つまり「探検」に満足を感じます。ゲーム内での探検や、新たな発見などに満足するタイプです。
3.ソーシャライザー(Socializer)
Socialの意味である「社会」とのつながりに満足感を感じるタイプです。例えば、掲示板やチャットで他人とやり取りすることに満足します。
4.キラー(Killer)
他の人より上の立場に立つことに満足感を感じます。ゲームで言えば、レベルが数字で可視化されるなど、他の人より強いということがわかると満足するタイプです。

ゲーミフィケーション導入では、これらのタイプを満足させられる仕組みであるかが重要です。それによって、多くのプレイヤーが長期的に楽しめるものであるかどうかが変わります。


ゲーミフィケーションを構成する要素


ゲーミフィケーションを構成するのは、大きく以下の4つの要素が挙げられます。
1.目的を明確にする
目的が曖昧なままでは、その成果に対するフィードバックもできなくなってしまいますし、そもそも何のためにやっているのかが分からなくなってしまいます。
まず目的を明確にし、その達成のためにどのようにゲーム要素をいれるのか、具体的に下位目標はどのようなものにするのか、などを決めていきましょう。
2.課題に対する達成感とその報酬
ゲーム内でのミッション達成やゴールによって、何かしらの報酬をもらえるシステムにするといいでしょう。報酬は金銭に限らず、モノや心的ななにかでも大丈夫です。
達成感や、達成に付随する魅力的な報酬は、人のモチベーション高めます。またより高みを目指そうとする心理を刺激し、ゲームをより活性化させられるでしょう。
3.可視化による現状把握
なるべく現状を可視化して把握できることも重要な要素の一つ。例えば達成するべき目標と現状のギャップが数値で把握できれば、現状を客観的に捉えられ、課題が明確になります。また、可視化によって適切なフィードバックも可能に。
4.ユーザ間の交流
「チームで協力する」「ライバルとして対戦する」など、交流の方法はさまざまですが、ユーザ同士の交流によって、ゲーム要素の活性化が期待できます。

ゲーミフィケーションのメリットとデメリット


メリット:自発的なアクションを起こしやすい


ゲーム要素を取り入れることにより、人に興味を持たせ続け、関わり続けたり自発的な行動を促したりできます。
また、ユーザ同士が互いに協力したり競争したりする仕組みにより、効率的な組織・チームとして、個人としてのパフォーマンス向上が期待できます。

デメリット:"魅力的なゲーム"でなければならない


なんといってもゲームがつまらなければ、続ける人は少なくなってきてしまいます。
クリアする課題の難易度や、貰える報酬が適切であるかどうかが重要です。


企業におけるゲーミフィケーション導入事例


①カケハシスカイソリューションズ


カケハシスカイソリューションズでは、株式会社SCRAPが手がけるイベント「リアル脱出ゲーム」を採用活動に応用し、脱出ゲーム型会社説明会を開催しました。
興味喚起を促しやすい点や、他社と比較して強く印象に残る点、参加者の素が見極めやすい点など、学生にとっても企業にとってもメリットのある事例といえます。

②Walmart Inc.


アメリカの大手スーパーのWalmartでは、配送センターの安全訓練にゲーミフィケーションを導入。わずか3分のゲームを通じて、従業員が安全手順の大切さを認識でき、インシデントが54%減るという効果がありました。


ゲーミフィケーション導入で仕事をもっとおもしろく


ゲーミフィケーションは、製品やサービスなどを利用するユーザに対してだけでなく、社員など対内に向けても幅広く応用できる手法です。仕事にゲーム性を取り入れ遊び心を持たせれば、より意欲的に、楽しさを感じながら働けるのではないでしょうか。
また、採用活動にゲーミフィケーションを取り入れれば、学生に対する接触の場が増え、企業の魅力を強く印象づけられるでしょう。
他社との差別化を図るためにも、ゲーミフィケーションの導入を検討してみてください。


採用ハック編集部
採用ハック編集部

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